2歳の息子に「性教育」は必要?始めてみた効果は?

こんにちは。ゆるりママです。
小1の女子と2歳10か月の男子のママです。
少し前から息子に「性教育」の必要性を感じ、実践しています。そのきっかけは何だったのか?効果はあったのか?ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。

性教育とは?

性教育ってそもそも何?

はじめに、性教育とはそもそもどんな内容のことを言うのでしょうか?
教育とは?とGoogle先生に聞いてみると、下記のようなAIの解説がありました。

性教育とは、性別による身体の違いや、心身の成長に伴う身体の変化、性に関するさまざまな問題やトラブルから身を守るための知識などを教えることです。

ゆるりママ的には、「命の大切さを教えること」や「自分も周りの人もみんな大事だよ」ということを基盤として教えていきたいなと思っていました。

やってきた性教育のタイミング

2歳で性教育って必要なの?

そんな中で、性教育を始めなきゃ!というタイミングが我が家に訪れました。
息子はワケあって2歳8か月頃まで授乳をしていたのですが、それもあってか、”おっ〇い”が大好き。
眠いときも、叱られて悲しい時も、ちょっと暇な時も、わたし(母)の服の中に手を入れてきて触ろうとするのです。家の中でだけではなく、外出中も構わず手が伸びてきました。さらに、どこで覚えたのか、お下品な言葉を連発してゲラゲラ笑っている…

その状況が耐えられず、何とかしないと!と思ったのがきっかけでした。
こんな状況になる我が家のケースは稀だと思いますが、お子さんの様子を見ながら少しずつ導入していくのが良いのではと思います。

息子に伝えたかったこと

ゆるりママ
ゆるりママ

自分の身体もママの身体も大切だよ。勝手に触るのは良くないよ。

特に外出中は、大事なところは触らないよ。

息子にまず伝えたかったのは、この2点でした。言葉で何度伝えても効果がなかったので、協力な助っ人に来てもらうことにしました。

性教育に最強な絵本

そう、それは絵本です。

『だいじ だいじ どーこだ?』遠見才希子(著)、川原水丸(絵)

身体はぜんぶ大切だけど、特別に大事なところがあるよ。

自分の身体は自分で守るんだよ。

自分や他の人の身体は大事だということ、特別に大事な部分があるんだよということを、分かりやすく伝えてくれる絵本です。さらに、性犯罪から身を守るための知識を易しく教えてくれます。

息子の反応は?

絵本が大好き!というタイプではない息子。どんな反応をするかな?とドキドキしながら、見せてみました。すると…食い入るように見ているではありませんか!

「どこが大事かな?」の問いかけにも、「おしり!」「おっ〇い!」と答えてくれます。そして、気に入った一場面のセリフをしっかり記憶しており、「だいじ、だいじ…」という単語を出すと、【「だいじだいじは自分であらうんだよ!」だよ!】と、教えてくれるほどに。

絵本をどうやって活用したの?

この絵本を読んで、自分以外の人の大事なところは勝手に触らないことを伝えました。
そしてさらに、絵本の中には、身体の大事な部分を触れるのは自分だけだよという話が出てきます。理由があって触りたい時(例えば、医師の診察など)は、「触っていい?」って聞いてから触るよ、とも。
そのため、息子が何も言わずに勝手にわたし(母)の服の中に手を入れてきたときは、「触っていい?」って聞くんだったよね、と伝えています。

効果のほどは?

その後、折にふれて何度かこの絵本を開いて読んでいます。すると少しづつの変化ですが、【勝手に服の中に手を入れてくる】ということは減りました!また、触りたい時は「触っていい?」と聞ける回数も増えました。(もちろん、ダメだよとお断りされることも多いですが…。)絵本を読む前とは格段に、成長しているのです。やはり口頭で伝えるだけよりも、絵本を見ながら楽しく、かつ視覚的に訴えるのは効果があったのではないかと思います。

まとめ

性教育は、命の大切さを伝えることから始まると考えています。自分を大切にすることも、家族や友人、周りの人を大切にすることも、どちらも大切だよと伝えていきたいものです。そんな性教育の開始は、いつから始めても早すぎることも遅すぎることもありません。我が家での経験はほんの一例ですし、お子さんによっても反応は千差万別と思います。こんな子もいるんだな~と参考程度にしていただけると嬉しいです。ご紹介した絵本『だいじ だいじ どーこだ』は、とっても分かりやすく、親子で楽しめる内容なので、ぜひ手に取ってみていただけると幸いです。

▼性教育についての導入本としては、こちらも良さそう!
『おうち性教育はじめます―一番やさしい!防犯・SEX・命の伝え方』

タイトルとURLをコピーしました